すみだ日本の技と酒めぐり2013に行きました

 何蔵あったのかよくわからないのですが、飲んだことない蔵がいっぱいあったので、勉強がてら参加しました。工芸品や個人でやられてる小物の販売なども色々あって面白かったです。投扇興をやったり、なんとかという踊りを一緒にやってたりしました。

 面白かったお酒をいくつか。

 

やまとしずく 青春ノヤマト

 来年20周年だそうで、成人の年という意味を含んで「青春」と名付けたたそうです。スパークリング酒だけど、そこまで甘々でもなく、スッキリ目。他に純米吟醸、ひやおろし、きもと純米をいただきましたが、全体的に華やかさは抑え目で、まったりじっくりと飲めるタイプのお酒でした。

金寳(きんぽう) 穏(おだやか)

 福島の仁井田本家という蔵のお酒で、果実の甘酸っぱさを感じる良いお酒でした。最初の方に飲むタイプです。この日あった中では、穏、純米吟醸生、特撰 自然酒、穂の歌の順で好みでした。 穂の歌はこの辺りでも入手できるそうですが、穏は扱っているところが全然無いそうで、欲しければホームページから購入して欲しいとのことでした。

一歩己(いぶき) 純米吟醸

 先日の若手の夜明けの会にも来ていたけれど、飲み損ねていました。味わいはあるけど、まったり飲むタイプのお酒でわりと好きなのですが、100石のつくりで、種類が少ないです。この純米吟醸は火入れで通年で出しているけれど、ほとんどは蔵会でしか出さないお酒ばかり。おり二割三分、おりだけ、という名称なのですが、こちらは少し濃い目なので、あまり好みではないかな。ちなみに、おり二割三分は獺祭を意識して名付けたとか。お米は私の大好きな美山錦でした。

誠鏡 純米吟醸まぼろし

 実家に帰った時に現地で入手しやすいのでよく購入しています。ただし、純米大吟醸です。純米大吟醸は幻の文字が七色に輝いています。当然、そちらの方が好みです。純米吟醸はフレッシュさを少し抑えめにした感じでした。

媛一会 山廃仕込

 松山三井らしい、ほのかなフルーティーさを感じさせるお酒でした。同じ県に栄光というお酒があるのですが、それに近くて、フルーティーなんだけど、まったり飲み続けられるタイプのお酒です。後味に柑橘のような甘酸っぱさがありました。ひやおろしも同じような感じです。

 

 全体的に家でまったり飲み続けられるタイプのお酒が多く、お酒の幅が広がった感がしました。ただ、この後、4件(うち2件は同じ店)回ってお酒を飲み続け、その間、大雨でびしょびしょになりながら移動していたため、翌日は寝込んでしまいました。