第5回 日本橋エリア 日本酒利き歩き 2017に行きました

 いつもの、文句言いながらも行きました。色々試せて良い催しではあるので。

 

http://sasas.jp/blog/event/kikiaruki5th.html

 

 前回(2016年10月)は福徳の森完成記念で、あそこでだけでやっていたのですが、今回はいつものイベントになりました。と思ってたら、とんでもなく更に大きな存在になってました。単純なエリア(参加店舗)拡大、福徳の森でも日本酒・つまみブースの出店、あちこちのお店やホテルに振る舞い酒ブースの設置、の三本柱。

 福徳の森の広場は酒燗器のメーカーが燗酒ブースを設置して、他の飲み屋さんがお手伝いに来てました。酒蔵の人はいないけど、気軽に飲めるのは良いです。イベント参加者じゃなくても1杯500円で飲めるようにしていたのも良いです。ただ、つけかたは微妙かも(少し温めただけ。温度確認もなし)。

 振る舞い酒ブースはかなり驚きました。次の飲み屋に向かって歩いていると、ホテルの入り口や雑貨屋のお店の前でお酒を飲んでいる集団がいるのです。パンフレット見て、ここで飲んでもいいの??と確認するくらい突然目の前に現れるのです。ここも蔵の人はいません。お酒は酒屋から適当にあてがわれ、手酌。有料・無料でオツマミを出してるお店も有り。この近辺(神田~東京)は江戸時代からの職人の街なので、路地に入ると面白いお店が多くて、そういうお店が振る舞い酒ブースとして参加してるので、お酒を飲みながら文化を知ることが出来た方も多いのでは。

 

 こういうイベントの時、お酒を飲んだ時に飲むと良いという清涼飲料水を提供してくれるメーカーをちょいちょい気にしているのですが、今回もハウスのウコンの力でした。お酒飲んだ時に飲むやつは、そもそも良いお酒に出会うのは他の人からその機会をいただくことが大きな要因であるように、CMよりも口コミがものすごく大きな影響を与える市場です。飲み屋のイベント行くと、ぼくのおすすめのさぷり合戦が始まるくらいです(個人の感想です)。前回?が5000人程だったらしいので多めに見て6000人だとすると、一つ200円で計算すれば120万?TVCMがどれくらいかかるかわからないけど、こういうプロモーション戦略もあるんだなって思いました。

 

 今回一番の衝撃は、羽根屋 純米中汲み 原酒の生産が終わるということ。その人が蔵の人なのかどうか知らないので、真実は知らないけど。数年前、煌火の生産を初めてから、売れ行きがとても良いらしいし、特別純米がどんどん煌火よりの味わいになっていったことから、なんとなくその可能性も感じていたけれど、こんなに早く実現するとは。個人的に煌火以前のお酒が好きだったので、この純米中汲み原酒とひやおろしは買い続けていたのに。毎年10本くらい買ってたのに。ちなみに今年はまだ8本(売り切れただけなんだからね!)。